2006-05-06から1日間の記事一覧

五月大歌舞伎(増補双級巴石川五右衛門/京鹿子娘道成寺/松竹梅湯島掛額)

2006年5月6日16:30 新橋演舞場 吉右衛門に福助、染五郎、亀治郎揃えるもやや期待外れ。五右衛門は葛籠抜けの宙乗りから山門は迫力だが配役無謀でバランス悪。福助の道成寺は手ぶりの所作よく女形の面目。紅長はお土砂面白いがTV系ギャグは空回り。亀治郎が意…

團菊祭 夜の部

2006年5月6日16:30 歌舞伎座 助六パロディの黒手組曲輪達引で菊五郎がまたも悪ノリ。ツァラトゥストラ序奏で矢鴨のかぶりもの、恋のダウンロードの下座も難なく場内爆笑後、男伊達と華麗な立廻りで見事な〆。海老蔵藤娘は踊りは拙いが意外な美しさ。(飯野形…

寿団 / おとこたちのそこそこのこととここのこと

2006年5月6日14:00 大塚・萬スタジオ 鈴江俊郎の作・演出で男優のみ7人によるリストラ廃部の実業団野球部舞台にプロ野球に届かない男たちのドラマが展開。2人ずつ登場シーンつくり各事情挿入巧みも全体ドタバタ演出は逆効果。半裸男が暴れて居心地悪。(やま…

五月大歌舞伎 昼の部

2006年5月6日11:00 新橋演舞場 丸本世話の傑作・夏祭浪花鑑を台無しにしたのは、幕開6日目で未だ台詞入っていない段四郎。舅殺しに至る経緯を構築する重要な三婦内が段四郎のためにグダグダで、長町裏の緊迫感が出ず最悪。ひと夜の歌昇が好演。(飯野形而)