月に吠えよ、萩原朔太郎展

2022年10月1日~23年2月5日 世田谷文学館
20世紀初頭に下北沢に住み詩作続けた朔太郎の原稿やノートを展示。現代の美術家や漫画家による朔太郎作品面白く、松本大洋「東京の青猫」に感動、金井田英津子猫町」も新鮮。TOLTAの体感作品なども嬉しい。

こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界

2022年7月2日~9月4日 世田谷美術館
「こぐまちゃん」で有名な絵本作家の作品群総括する本格展示が実現。シンプルな画風到達までの驚くほど多彩な作品たちに驚く。「きつねのよめいり」「おばけのどろんどろん」など原画やゲラ、関連資料が充実で流石。

出版120周年 ピーターラビット展

2022年3月26日~6月19日 世田谷美術館
1902年来の人気作記念展示は英国外初公開の原画も豊富に充実。作者のビアトリクス・ポターが元家庭教師の子供宛に送った貴重な手紙も公開で、人気作の原点確認。作者が買い取った湖水地方の農場情報も興味深い。

ヨシタケシンスケ展かもしれない

2022年4月9日~7月3日 世田谷文学館
躍進著しい人気作家の本格個展は想像力豊富に遊び溢れた魅力空間創出。入口アイデアスケッチ2000枚に圧倒、「りんごかもしれない」や「あるかしら書店」など人気作にまつわる展示充実、体感型世界で作家力実感。

グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生

2021年11月20日~22年2月27日 世田谷美術館

1860年から101年生きた晩成の画家の130作品集めて米国原風景堪能。馬車走る19世紀のNY州の農村にこだわり生活感たっぷり。シュガリング・オフなど雪景色素晴らしくクリスマス音楽流す粋な演出に拍手。

イラストレーター安西水丸展

2021年4月24日~9月20日 世田谷文学館
幼少期から晩年まで原画と関連資料500以を上集め充実の展示。電通平凡社時代の仕事、嵐山光三郎村上春樹とのコラボもしっかり紹介。懐かしい雑誌や珍しい広告作品もたっぷり、制作風景収めた動画も興味深い。