是枝裕和 / 万引き家族

2018年7月30日18:40 TOHOシネマズ日本橋
カンヌ映画祭パルムドール獲得も納得の東京の底辺に生きる者たちが健気に少しずる賢く生きる様を描いて会心。血縁関係ない者同士の絆の強さ鮮やか。安藤サクラ&リリー、松岡茉優らいいが、子役が反則的に愛らしさ。

米林宏昌 / メアリと魔女の花

2017年12月27日12:55 下高井戸シネマ
ジブリ出身の米林監督のスタジオポノック第一弾は英国作品映画化で、魔女の力を手に入れた少女の戸惑いと勇気を巧みに描き成功。魔法使いの大学などの描写見事で、終盤のアクションシーン迫力抜群。帚の動きも見事。

三島有紀子 / 幼な子われらに生まれ

2017年9月6日 テアトル新宿
重松清作を荒井晴彦と巧みに料理し海外入賞も納得。妻と連れ子過ごす日々を浅野忠信が渋く演じ会心。家庭優先で倉庫番に異動させられる展開うまく、たまに過ごす実娘が見せる健気な姿に感涙。ダメ男役クドカン健闘。

片渕須直 / この世界の片隅に

2017年1月11日 テアトル新宿
こうの史代の傑作映画化は昭和初期の広島や呉の町並を詳細に描き出し抜群の完成度。ヒロインすずを能年玲奈=のんが好演。絵画の面白さも巧みに取り込みコトリンゴの味ある音楽も奏功。資金集め方含め新たな到達点。

山内ケンジ / ミツコ感覚

2011年12月27日21:00 テアトル新宿
CM、演劇に続き映画に挑んだ監督第一弾は得意の不倫をテーマにストーカーの味付けも強烈に、石橋けい初音映莉子の姉妹の日常を生々しく描いて成功。古舘寛治の調子良すぎる上司滑稽で、三浦俊輔のキャラも強烈。

ペドロ・アルモドバル / 抱擁のかけら

2010年3月22日9:50 新宿ピカデリー
ぺネロぺ・クルスを悲劇のヒロインに時代を交錯させミステリー仕立て。秘書から女優に抜擢でもオーナーの嫉妬の餌食になる展開も重厚な作りで劇中の原色ばっちりの映画も含めアルモドバル監督の創作の充実ぶり抜群。

松江哲明 / あんにょん由美香

2009年9月10日20:30 東中野ポレポレ 
注目新作は林由美香が出演した韓国製B級エロ映画に迫った意欲作。カンパニー松尾平野勝之いまおかしんじが登場しAVやピンク映画のロケ現場訪ねる前半も見事だが韓国へ渡ってからの展開がドラマチックで衝撃的。