スペースノットブランク / すべては原子に満満ちている

2019年6月19日19:30 こまばアゴラ劇場

ヌトミック系ユニット新作はポテンシャル感じるも陳腐な台詞や動きも多く退屈至極で大失敗。ステージに横たわる動きやラスト中心に照明の使い方や近藤千紘ら足振り上げての発声などに新味あり、成熟後に再見したい。

ラッパ屋 / 2.8次元

2019年6月13日19:00 紀伊国屋ホール

苦境に喘ぐ老舗劇団がイケメン客演使い2.5次元ミュージカル挑戦する筋立てで、理想とのギャップに苦しむ展開うまい。演劇モチーフに稽古の実際見せ歌に踊りも挑戦だが、歌唱力抜群の豊原江理佳の助っ人ぶり見事。

KERA・MAP / キネマと恋人

2019年6月12日13:00 世田谷パブリックシアター

Wアレン「カイロの紫のバラ」を昭和初期の小島に舞台を変えた好評作再演は妻夫木演じた喜劇役者の出演する時代劇が強烈で全体にベタ感覆うも緒川&ともさかの姉妹の造形うまく、おかしくも哀れで切ない後味が秀逸。

ヌトミック / お気に召すまま

2019 年5月14日19:30 こまばアゴラ劇場

シェイクスピア作をプロレスっぽく大胆アレンジもバズノーツやデスロック、三条会ほどのインパクトなし。深澤しほら魅力も青年団の客演陣生かせず惜しい。台詞の堅さそのままで窮屈、もう少し突き抜けて欲しかった。

子供鉅人 / SF家族

2019 年4月26日20:00 rusu(東京・目黒)

目黒不動尊近くの一軒家で観客15限定1ヶ月ロングラン公演は、空間活用も絶妙なSF傑作。宇宙さまよう訳あり4人家族描き大成功。観客移動させての別室でのクライマックスでキキ花香演じた娘の辛い過去見せ感涙。

ホエイ / 喫茶ティファニー

2019 年4月19日19:30 こまばアゴラ劇場

待望の新作は意外に社会派作品。渋谷から数十分の町のゲーム機ある喫茶店の在日コミュニティの苦難を描き強烈。就職に苦労し恋愛に失敗しねずみ講に走るヒロインを中村真沙海が好演。元カレ役で尾倉ケントが新境地。

 

玉田企画 / かえるバード

2019 年4月5日19:30 小劇場B1

チラシに著名人の妄想感想載せた新作公演は出会い系運営者たちの群像劇。脅されキャラで玉田怪演、深澤しほが汚れ役好演し、恋愛感情や対立描く場面巧いが、皆が繋がるご都合主義に難。木引優子の元カレ役も厳しい。