2013年4月29日14:00 十六夜吉田町スタジオ
吾妻橋DXで見せた点と線を巡る小品が出演者増やし6人版で完成。01年の卒業時の別れと11年の再開をNYテロと震災の記憶交え描き意欲的。森で生活始める萩原綾登場で筋立て複雑化も小道具含め挑戦の意気良し。
村上春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
2013年4月15日初版 文藝春秋
鉄道会社に勤める男の過去に色彩持つ4人の仲間から受けた残酷な仕打ちの真相と救済描き流石の小説力。故郷の名古屋離れ東京で暮らす30代独身男の地道な日常描写丁寧で心地いい。仲間と邂逅する展開も味わい抜群。