平野啓一郎 / 本心

2021年5月26日初版 文藝春秋
リアルアバターとして働く青年描く近未来小説は格差進んだ20年後の日本舞台で迫力。自由死選んだ母のバーチャルフィギュアつくる前半重いが、異性の同居人できる展開よく、主人公の魅力増す挿話効果的で終盤流石。