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五反田怪団2010

2010年9月11日19:00 アトリエヘリコプター 秋にずれ込んだとうもろこしの会との怪談企画は青年団の役者集め2部構成。後半の温泉合宿話の構成が見事で女子組と男子組が交互に絵本の旧持ち主の残酷な話を語り興奮。個々ネタでは坊薗ごみ屋敷の家族絵話が秀逸。

boku-makuhari / スリープ・インサイダー

2010年3月30日19:30 アトリエヘリコプター 待望久しい新作は表題作と「哲人の丘」の二本立てでも退屈感。監禁されている男を演じた奥田洋平も持ち味出せず抑制演技に物足りなさも。筋立て弱いのは許せても台詞も動きも面白みなく感覚的に訴えるものなく残念。

五反田団といわきから来た高校生 / 3000年前のかっこいいダンゴムシ

2010年2月20日14:00 アトリエヘリコプター 前回公演が大好評だったいわき総合高校企画第二弾は男子も2名加わり再び怪獣もの。怪獣ミラノが近隣に現れる設定だが軸が弱く残念。3000年前への旅も中途半端感。ただ、屋上からの眺めを語る場面は旅情たたえて見事。

むっちりみえっぱり(別枠公演) / ムートンにのって

2010年2月6日15:00 アトリエヘリコプター 06年以来となる待望新作は、大人な笑い満載のオムニバス。前田司郎がチョイワル演出家で登場するも黒田大輔が出演のディアゴスティーニな企画会議が最高。斎藤庸介登場のメルヘン女のエンデな空想ぶり恐いも笑えた。

新年工場見学会2010(五反田団「黒田の一生」、ハイバイ「金子たけのりの半生」、グミの実南天山椒の木、ザ・プーチンズ「万有引力」、他)

2010年1月3日14:00 アトリエヘリコプター 7回目の正月企画は五反田団新作が強力。前田演じた赤堀による有力劇団斬り最高、野田鴻上平田も登場。坊薗母うまく黒田×神里バトルも迫力。岩井作&永井演出の金子性春記も刺激的。プーチンズFMたちかわ楽しい。

ポかリン記憶舎 / 垂る-shizuru-

2009年12月13日14:30 アトリエヘリコプター 目黒川クルーズ待ちの人たちの奇妙な交流を丁寧に描いて会心。携帯電話片手に登場し圧倒的異物として町田カナが面白く存在感抜群。日下部そう&成田亜祐美のカップルら会話の交錯も奏功。匂わせた惨劇も見せず正解。

カニクラ / 73&88

2009年7月16日19:30 アトリエヘリコプター 作・演出に柴幸男を迎えての川田希&宝積有香ユニットVOL.2は、テレパシーをテーマに役者の現実と架空の人生が交錯する巧みな構成で、これぞ柴ワールド。電話なくても埼玉と北海道が結ばれ客演2人迎えて奏功。

五反田怪団2009

2009年7月11日19:00 アトリエヘリコプター 前田司郎の好評企画第3弾は青年団役者揃え2部構成で怪談。浴衣姿で昨年から連続貢献の松田&天明に荻野友里&立蔵葉子も光る。桜町元&坂口辰平が暴走で、伊豆へ石を返しに行く大詰めで真打ち吉田悠軌まで壊れる。

五反田団 / すてるたび

2009年5月9日19:30 アトリエヘリコプター 海外公演控えた1日限定再演は客席の並び大きく変更。キャストも妻役で安藤聖から木引優子に変え黒田大輔との夫婦にリアリティ生まれ大成功。冒頭の父に怒られるのではとビビる子供時代のエピソード秀逸さを再確認。

前田司郎のみたいもの / ザ・プーチンズとわっしょいハウス

2009年4月11日17:00 アトリエヘリコプター 新イベントは2本立てで京都の男女2人芝居はミニマム感強く時間軸ずれ巧み。ロシア漬けでテルミン操る街角マチコ=佐藤沙恵がむっちりみえっぱり魂炸裂で必笑コント。姉と弟の寸劇、語尾ロ、東邦製作所CMも最高。

カニクラ / おやすなまさい

2009年3月18日19:30 アトリエヘリコプター 川田希&宝積有香ユニット新作は、五反田団2人芝居作を岩井秀人演出で復刻。眠りたい人と眠れない人の駄弁劇を舞台に土敷き死者と生者の解釈強調。初日で演技上滑り気味で、トークで登場の岩井ダメ出し予告に凄み。

新年工場見学会09〜少女のニセモノ〜(五反田団『むらさき☆こんぷれっくす』、ザ・ノーバディーズ、紅牛会、ハイバイ『チャゲ&飛鳥のニセモノ』)

2009年1月2日19:00 アトリエヘリコプター 4本立て興行は初期の手作り感低下もホットワイン提供嬉しい。少女漫画な五反田団は学園と政局交え無謀な展開。齋藤庸介の面白ダンス挟みハイバイは人間の中のチャゲ探す爆笑意欲作で平原上田墨井ら役者の魅力炸裂。

五反田団といわきから来た女子高生 / あらわれる、飛んでみる、いなくなる

2008年12月14日14:00 アトリエヘリコプター いわき総合高校で作り上げた傑作が卒業控えた演劇部員招き素敵すぎる最終再演。野球部応援の練習する女子8人の愉快な駄弁で笑い満載。空飛べてしまう展開、怪物マソンが勿来に現るローカルな雰囲気が旅情醸し奏功。

五反田団 / すてるたび

2008年11月22日15:30 アトリエヘリコプター 新国立で窮屈な作品続いた前田司郎がホームに戻っての本公演は椅子だけ置きノスタルジー満点の家族ネタで復活。黒田大輔が体張った熱演。兄姉を前田&後藤飛鳥、妻役で安藤聖も起用し、父を捨てる不思議な旅が実現。

サンプル / 家族の肖像

2008年8月28日19:30 アトリエヘリコプター 四方囲む観客席から見下ろす舞台上には衣服やゴミが散乱させ、コンビニと働く者たちの生活を複数場面同時に見せ大成功。現代病満載に古舘寛治や辻美奈子に古屋隆太&野津あおい万引きネタも最高で皆が輝くミラクル。

五反田怪団(五反田団+とうもろこしの会) / 五反田怪談2008

2008年8月2日19:30 アトリエヘリコプター 06年開催の好評イベント第二弾は休憩挟む2部構成で青年団役者陣が大活躍。松田弘子の学校の先生、天明留理子の精進湖女3人組など興味深い。前田幼少時の知多半島家族旅行のエピソードが工場の小父さんと絡め秀逸。

新年工場見学会2008(ザ★天井(岩井)『珍徳丸』、ザ・ノーバディーズ、劇団黒田童子(前田)『思いやりをすて、母を出よ』)

2008年1月2日19:00 アトリエヘリコプター アングラのニセモノで2本。岩井の寺山挑戦は重さ強調。ライブ時MC嬉しい復活で前田黒田齋藤岩井。前田の唐×桟敷童子風は白塗り黒田大輔大活躍。前田車椅子老人が内田慈追いかけ暴走。終演後に黒田もちつき大会。

猫田家 / ミーコのSFハチャメチャ大作戦

2007年11月30日19:00 アトリエヘリコプター 小熊ヒデジ×猫田直のユニット新作は佃典彦作を岩井秀人演出で実現。ヒデとミーコのフォークグループ、SSTの切ないまでの地道な活動を描くが「夏の小さな三角形」はじめ脱力系楽曲の嵐。ミーコの弱気MCが最高。(やま)

乞局 / 陰漏【劇場版】

2007年10月27日14:00 アトリエヘリコプター 家主を失い遺留品散乱するアパート部屋舞台にカルト集団の活動絡め不気味感抜群。60年代の設定で古びた空間が効果的。岩本えりが新局員。自殺した男の相手役で木引優子と墨井鯨子が好対照。台風到来で雨音も印象的。(やま)

ハイバイ / 兄弟舟(プレビュー)

2007年8月4日15:00 アトリエヘリコプター ヤクザもの初挑戦も完成途上感でまだまだ面白くできそう。ヘタレ女ヤクザを永井若葉が怪演。頼れる弟分の山田の恋人でいつも酔っている美幸を楽しく演じた内田慈に尽きた。登場シーンのたまごっちのエピソード最高。

ハイバイ / ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだポンポン

2007年7月26日19:30 アトリエヘリコプター 小学生役に黒田大輔迎え大成功。友達宅のファミコンで遊ぶ少年の卑屈さ巧みに描き、ひょうきん族に心理描写挿入のTV映像も抜群の効果。岩井登場のゲーム店でやり取り楽しい。稽古場など大久保亜美ら母親陣も存在感。(やま)

ハイバイ / おねがい放課後(プレビュー)&ヒッキー・カンクーントルネード(再演)

2007年3月16日19:30 アトリエヘリコプター 端田新菜不在痛く、薄く眠い再演に続くプレビューに衝撃。内田慈=マドンナ嬉しいが、蜷川な演出家役で登場の古舘寛治に尽きた。空気変え、とんでもマクベス披露。年4歳年取る奇病持つ志賀くんの気弱キャラも唸る。(やま)

五反田同門会(新年工場見学会2007)

2007年1月2日19:00 アトリエヘリコプター 1000円へ値下げしての4年目の見学会は能のニセモノに挑戦。黒田大輔キャラ生きた「黒田節講」秀逸も3本は多いか。「蝦渋谷」で菊川朝子は健闘。嘘の解説はクドさも。演奏時の進行演出と旧作公演なくなったのは残念。(やま)

むっちりみえっぱり / 表へどうぞ

2006年10月1日15:00 アトリエヘリコプター ブランク後8ヶ月で実現の復活第2弾は伊豆諸島の小島「千葉の島」舞台にディズニーランドへ行き人生の目標変える女の子軸に島民の話展開。会話の面白さ抜群で笑いどころ豊富もブログ炎上に繋がる現代の怖さで新味。(やま)

五反田団×とうもろこしの会 / 五反田怪団

2006年9月9日19:00 アトリエヘリコプター 廃工場で怪談を聴く共同企画は低コストも細やかな演出で成功。前田と吉田会長ら4人で交互に語る都市伝説。ブックオフや写メ、スタバなど新ツール使った現代の怪談、東邦製作所舞台の創作怪談も見事に充実の3時間。(やま)

青年団若手自主企画(兵藤公美+藤田桃子) / 立つ女

2006年6月26日19:30 アトリエヘリコプター 東邦製作所の薄暗い工場スペース使い「水と油」なマイムパワーが横溢。台詞ある小津映画パロディが最高で丸山和彰の笠智衆の真似秀逸、オムトン3人が演奏に加え群舞にも参加し、兵藤藤田+4で楽しい作品集が大成功。(やま)

むっちりみえっぱり / 明日からは粉がある

2006年1月28日15:00 五反田アトリエヘリコプター 1000円で実現の待望の復活公演は五反田団支援で傑作。パン工房舞台にこけしの方々との諍いコミカルに展開。クラシック音楽効果的に舞台転換も大胆で高完成度。女同士会話の面白さに持ち味十分。黒田大輔がモテキャラ。(やま)

新年工場見学会2006 / 五反田団「逃げるメン」、TakaNozomi2006

2006年1月3日15:00 アトリエヘリコプター 出し物2本に絞り98年アゴラ初進出作を前田&黒田で再演。逃げ続ける男の友情がコミカルに情けなさ満載でザ・五反田団。密航まで進むもラーメンで揉めるシーンが最高。ライブはオムトン2人+1で男3人進行も笑。(やま)

五反田団 / 工場見学会2005(くりいり、オムトン、La・fuosaje 愛をつく女)

2005年1月3日14:00 五反田・アトリエヘリコプター 劇+演奏+映画の3部構成。まずはドラえもんモチーフの旗揚げ作の超ローファイ再演。オムトンは前田黒田沖田が絡み面白い仕上がり。ワインふるまい沖田×前田共作映画は迫害受けるもち職人のミュージカルで笑連発。(やま)