THEATER/TOPS の検索結果:

ベターポーヅ / しみひとつない

2005年2月5日14:00 THEATER/TOPS 96年の初演から9年の時を超えて再演は感覚勝負の突き放したベタポ芸。加藤直美&松浦和香子&吉原朱美で3人姉妹。とくに笑いへのこだわりもなく不思議世界。下敷きにしたクラッシックからひたすらずらして出発点。(やま)

FICTION / 欠陥神の子

2005年1月14日19:30 THEATER/TOPS 餃子、緑小人など4話の短編集。半端に記憶を失う男のはなしや、とくにタイトル作は被災地のホームレスの話で笑いにもキレあり部分的に楽しめるが、全体としては完成度低く残念。陳腐なコント集の趣に劇団の限界も。(やま)

オッホ / タイポグラフィの異常な愛情

2005年1月5日19:30 THEATER/TOPS 水性音楽が参加し、様々な書体を、そのキャラを上手く活かしミステリー。終演後の水性音楽特別公演「シナプスの謳(うた)」は2回のみのレアもので、身障者を雇用する工場舞台にナンセンス爆発で、猫ニャーを継承。(やま)

THE SHAMPOO HAT / ゴスペルトレイン

2004年12月11日15:00 新宿THEATER/TOPS 中小病院の屋上を舞台に、院長の息子兄弟とその運営する売春宿に集まる患者、同僚の医者と看護師など絡み人間臭い作品に。欠点のくどさも消え成功。黒田大輔演じる男がブルースで、全編に流れるストーンズもマッチ。(やま)

グリング / ストリップ

2004年10月20日19:30 新宿・THEATER/TOPS きちんとドラマ見せて緩くならない青木豪の巧妙さ光る再演。ストリップ劇場の舞台裏で小劇場崩れの作家と看板女優が再会。TV制作会社や支配人、踊り子など絡み、日常の中で埋もれる生の激しさ、切なさを描き成功。(やま)

双数姉妹 / ファンシー★スグルとマナブと奇抜な父と

2004年7月9日19:30 新宿THEATER/TOPS 文具屋を営む父と2人の息子の現在と二十数年前を描くドラマ。凡庸なプロットだからこそ役者の技が光った。とにかく長男の母と妻の2役こなした桑原裕子。芸に幅が出て充実の役者道、演劇道。小劇場界の良心、ますます期待。(やまガブリエル)

シベリア少女鉄道 / 天までとどけ

2004年5月12日19:00 新宿THEATER/TOPS 超満員で期待の10本目は五輪イヤーで体操。4年の重さをドラマチックに。劇途中から役者は黒子に変身。箱を使って幕を下から上に上げる試み。伏線からテトリス化は驚く展開だが、パズルゲームをあっさりまとめ過ぎた感も。旧看板の染谷景子不在で新人起用も印象的。(やまガブリエル)

NANYA-SHIP+ウォーキング・スタッフ/カトル〜清水邦夫「楽屋」より〜

2004年4月24日14:00 THEATER/TOPS 有森也実、佐藤康恵、植松真美、南谷朝子の4人芝居。和田憲明は直球新劇風な脚本演出、初日の楽屋と翌日の楽屋で構成。女優同士の葛藤、関係者との関係などリアルに描き、代役登場で展開。佐藤康恵が圧倒的。(やまガブリエル)