マレビトの会/島式振動器官

2004年6月3日19:30 こまばアゴラ劇場
松田正隆が新劇団で7年ぶり演出の期待作は抽象的過ぎる静かな詩的世界。飛べない巨大な鳥の跳梁する港町舞台に、鳥ハンターの犬男など登場。かつての長崎舞台に重い人間関係をリアルに描いた作風から一変、新境地も課題残る。(やまガブリエル)