2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

15秒で得点せよ〜激闘 アジア最終予選〜

TV

2004年4月 NHKドキュメント スポーツ大陸 サッカー五輪代表のアジア最終予選を、監督の山本昌邦を中心に追いかけた。谷間の世代の選手たちを勝利に導いたのは「15秒で得点するサッカー」、徹底したデータ分析から。中東RのUAE戦直前の腹痛騒動、偵察行為の映…

出版労連2004年4月12日号

編集発行・日本出版労働組合連合会 松沢呉一登場し「エロライターの仕事と表現の自由」。インターネットの台頭で落ち込むエロメディア業界の現実。100枚以上書いても20万円とか。稼ぎの半分は「アサヒ芸能」の風俗体験ものと説明。スト、社前集会情報など踊…

V.A. / きみになりたい。

2004年3月31日 readymade international 小西康陽プロデュースで女性アーティスト集めた快心のコンピ。収録アーティストは、観月ありさ、中谷美紀、野本かりあ、市川実和子、宮村優子、細川ふみえ、戸川京子、深田恭子など豪華充実。くらもちふさこが描くマ…

スチャダラパー / The 9th Sense

2004年4月28日 compactsounds 4年ぶり9枚目の新作はとんでもない傑作。5thの頃の良さが戻り、とくにロボ宙参加した⑨はシンコのトラックメークがまさにネスクトレベルに達する名曲。もちろんDevLarge参加の⑬も文句なく格好イイ。時代感覚あふれる傑出リリッ…

日本総合悲劇協会 / ドライブイン・カリフォルニア

2004年4月30日19:00 下北沢本多劇場 注目再演は豪華キャストで実現。松尾スズキ&片桐はいりの冒頭からの贅沢な飛ばしで傑作の予感も、松尾消える後半は失速。ただ、仲村トオルは大健闘。小池栄子も一応合格点か。驚きは公演パンフの松尾スズキ×辛酸なめ子の…

宇宙堂/アオイバラ

2004年4月29日14:00 ザ・スズナリ いまの政治、外交への不満をぶちまける意欲作。歌を巧みに取り入れ展開も見事な前半に比べ、後半トーンダウン。前作までのように豪華客演に頼らず、結果、渡辺えり子ばかり目立つ展開。とにかく話がすっきりしていないのが…

阿部和重/現実と幻像見せる「彼方の星」

朝日新聞2004年4月29日朝刊28㌻文化総合面 何と松浦亜弥コンサート評。昨秋の「シンセミア」でいまや国内若手文学の第一人者の彼がハロプロ通。モー娘。の各公演を継続して観るほか、他ユニットにも注目しているとのこと。一推しという「ごっちん」がライブ…

mixed by Free TEMPO/New Side

2004.3 king イタリアのIrmaの楽曲をライブミックスし、ビート刻んでクラブでもいける気持ちいいサウンド。半沢武志によるプロジェクトFreeTEMPOがやってくれた。全20曲。これからの季節、屋外でかけて楽しみたい。ブラジルでハウスな1枚。(やまガブリエル)

モンゴル800/百々

2004.3 Highwave この3月大安の日に出た待望の3rdはやや残念な仕上がり。全10曲。既発の2枚で見せたメロディがしっかりしていてキャッチーなロックンロールが消え、やや生真面目な内容。沖縄強調でこういう指向なのかと納得。(やまガブリエル)

くるり/アンテナ

2004.3 ビクターエンタテインメント はっきり失敗作。これまで出たアルバムではワーストのはず。「ロックンロール」などシングル曲しか満足いく楽曲がないCDに驚くほど。それでも批判が少ないのは、もはやアンタッチャブルな存在?もはや権威?(やまガブリエ…

新現実 vol.3

角川書店 2004年5月1日発行 大嶋優木のロリパンチラ絵+中上健次という文字のあまりにも破壊力抜群な表紙。宮台真司の「戦略」に対する大塚英志の食い下がりっぷりが見事な『いかに「戦時下」を語るか』対談がみどころ。(Little East Midget)

あなんじゅぱす/夏の夜の音

2004年4月25日15:00 こまばアゴラ劇場 平田オリザ書き下ろしで大成功。正岡子規と夏目漱石との架空の往復書簡で描く静かなる闘いの日々。朗読で漱石ロンドン時代。4人編成となりサウンド面も改善。パーカッションの導入が正解。(やまガブリエル)

梅辰どんぶり亭

TV

2004年4月25日 中京テレビ 梅宮辰夫が地の素材を使ってオリジナル丼を手ずから振舞う1日限定ショップが中京テレビ35周年公開番組に登場。トマトの卵とじと、めかぶ・たくわん・とろろのわさびマヨネーズ和えとの二色丼は豪放磊落な番長の味。(飯野形而)

2004 F1 San Marino GP

2004年4月25日 エンツォ エ ディノ フェラーリ サーキット セナ没後10年、(恐らく)最後のサンマリノ、PPはBARのバトン。ホンダのPPは'92カナダでのセナ以来となれば妙に因縁めいて復帰後初優勝の期待も。とはいえ最初のpitstop以降はMシュー異次元モードで盤…

NANYA-SHIP+ウォーキング・スタッフ/カトル〜清水邦夫「楽屋」より〜

2004年4月24日14:00 THEATER/TOPS 有森也実、佐藤康恵、植松真美、南谷朝子の4人芝居。和田憲明は直球新劇風な脚本演出、初日の楽屋と翌日の楽屋で構成。女優同士の葛藤、関係者との関係などリアルに描き、代役登場で展開。佐藤康恵が圧倒的。(やまガブリ…

CONTINUE Vol.15

2004年4月21日発行 スチャダラパーのニューアルバム発売に合わせたゲームボーイ特集ってところに、編集長のルサンチマンが満ち満ちてます。それにあんまり違和感がないのがやたらに恥ずかしくて、とても電車の中では読めません。(Little East Midget)

bird's-eye view/girl girl boy girl boy

2004年4月23日19:30 三鷹市芸術文化センター 意外にコント集。KAKUTAの桑原裕子参加し、たっぷり楽しめる内容。若いキャストの躍動感が○。どうにも困る三鷹の固定的ホールを改造、新たな空間を生み出したのは拍手。(やまガブリエル)

あなんじゅぱす/夜の江ノ電

2004年4月22日20:30 こまばアゴラ劇場 現代詩をいきいきと2人編成。青年団のひらたよーこの作曲&ピアノは悪くないが、ベタなシンセサイザーが陳腐。幻灯写真で田中流。アフタートークのサエキけんぞうが救いでモー娘。デビュー時の話はじめ千葉、牛丼、湘南…

岡崎京子 / ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

2004年3月1日初版 平凡社 マンガ一切なしの初の文芸短編集。95〜96年にPR誌「ちくま」に連載された「終わらない」「一分間(あやちゃんに)」「ある夜の……」など14の掌編。実験的で新境地ながらしっかり岡崎ワールドで嬉しい一冊。ブック・デザインは祖父江慎…

三浦淳子 / 空とコムローイ

2003年・日本 下高井戸シネマ タイの最北端の街メーサイを訪ね、アカ族の子供たちが暮らす寮を記録。寮を運営するイタリア人神父ペンサとの出会い中心に、山村の現実を描いた。ただ、1時間40分は長すぎ。悪路をドライブ中の車内から撮影したふれまくりの映…

ECD/言うこと聞くよな奴らじゃないぞ

JPN,7"/ENBAN/ENBN-006 ECD@BEARSにて購入。昨年のサウンドデモ@渋谷の主題歌として製作されたCDRの7吋盤。ライブでも2度演奏されたローファイヒップホップソングは現在の彼のDIY精神が注入されたクラッシック(KeNhO)

reset-N / 裸のランチ

2004年4月18日 三軒茶屋シアタートラム クラブ風の舞台つくりW.バロウズ作の舞台化。これまで狙いが伝わりづらいイメージのあった彼らだが、今回は指向とぴったりあった感じで、これは成功。紅一点となった町田カナの魅力が爆発。(やまガブリエル)

モーニング娘。CONCERT TOUR 2004春 〜The BEST of Japan〜

2004年4月18日17:00 レインボーホール 娘。初のセンターステージは功罪両面。ステージまでの距離は近くなり、多彩な空間演出が展開されたものの、死角多く、14人の一体感、さらには会場の一体感も欠く。娘。たちの運動量倍増で脱落者出ないか不安。(飯野形而)

ECD

2004年4月18日20:00 難波ベアーズ 今や日本語ヒップホップ界のカルトヒーロー、ベアーズ初登場は貫禄の2時間弱ワンマンライブ。ハマリすぎなDJイリシット・ツボイ氏の噂の暴れっぷりとともに繰り出される新旧名曲になんとか追いついたぞ(KeNhO)

ECD

2004年4月18日20:00 難波ベアーズ ラップしながらサンプラー鍵盤押し生ループ+ローファイ的過剰さに溢れたコスリ。あからさまにHIPHOPであるが故にHIPHOPを逸脱する1発芸で終わりがちなスタイルを2時間楽しませたその音楽的成熟にこそリスペクト。(Little E…

チャリT企画 / ドウニモタマラナイ

2004年4月16日 早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ イラクの3人の人質問題をモチーフにゴドー待ち。絶好調の吉本菜穂子もしっかり活躍で大物の風格も。自衛隊撤退の署名を集めるコに待ち人の来ない女子2人組・・・。自転車が増え続ける往来を舞台に不条理劇が…

MADLIB/Mind Fusion Vol.2 Jazz、Funk、Soul

初回プレスオンリーで出たMADLIBのフュージョン系ミックス作。Azymuth、George Duke、Patice Rushen、Joyce、Duke Ellington・・・。普通に気持ちいいジャズが変態的に繋がれて堪らない。彼の勢いが出た格好。(やまガブリエル)

トリのマーク(通称)/ゑどるさかな

2004年4月11日15:00 日暮里・諏方神社社務所内広間 抜群の空間で1日限りの公演、畳に座布団敷いて見る50分。ナンセンス徹底して、時代も特定できない不思議世界。しっかり面白い女3男2人の魚芝居。ラストは魚男も登場。障子が開き硝子戸が開き庭から春の…

ペンギンプルペイルパイルズ / スマイル・ザ・スマッシャー

2004年4月10日14:00 ザ・スズナリ 春に岸田戯曲賞を掻っ攫った倉持裕の作・演出。例によって空想全開の展開で眠かった。勲章男の家族が買った家は前住者立ち退かず公民館控え室で暮らす設定。朴本&笠木という遊園地でお馴染みの顔そろうも活かせず無念。(…

Jリーグ2004-1stステージ第4節:セレッソ大阪vsジュビロ磐田

2004年4月10日 15:04 長居スタジアム 衝撃の最速監督交代劇から2試合目で2連敗。強豪チームとの連戦続きとはいえこれで開幕4連敗とマイナスからのスタートとなってしまったがエース大久保の得点やボランチ2枚の交代策など好材料は揃ってきたか(KeNhO)