2004-04-21から1日間の記事一覧

岡崎京子 / ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

2004年3月1日初版 平凡社 マンガ一切なしの初の文芸短編集。95〜96年にPR誌「ちくま」に連載された「終わらない」「一分間(あやちゃんに)」「ある夜の……」など14の掌編。実験的で新境地ながらしっかり岡崎ワールドで嬉しい一冊。ブック・デザインは祖父江慎…

三浦淳子 / 空とコムローイ

2003年・日本 下高井戸シネマ タイの最北端の街メーサイを訪ね、アカ族の子供たちが暮らす寮を記録。寮を運営するイタリア人神父ペンサとの出会い中心に、山村の現実を描いた。ただ、1時間40分は長すぎ。悪路をドライブ中の車内から撮影したふれまくりの映…