岡崎京子 / ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

2004年3月1日初版 平凡社 
マンガ一切なしの初の文芸短編集。95〜96年にPR誌「ちくま」に連載された「終わらない」「一分間(あやちゃんに)」「ある夜の……」など14の掌編。実験的で新境地ながらしっかり岡崎ワールドで嬉しい一冊。ブック・デザインは祖父江慎。(やまガブリエル)