2014-01-01から1年間の記事一覧
2014年10月12日〜12月21日21:00 TBS クドカン新作は再び磯山Pと組むも下ネタ満載で日曜劇場挑み惨敗も随所に遊び心溢れ持ち味十分。三島のローカルネタ満載楽しく、錦戸亮&満島ひかりの主役2人いいが父親で風間杜夫&平田満のつかコンビ起用嬉しい。
2014年10月15日〜12月17日22:00 日本テレビ 水曜10時に人気マンガドラマ化は綾瀬はるか起用が大成功。商社一般職で働く30歳こじらせ女子に急に訪れたモテキ描いて見事なコメディ。ずれまくりの心理描写や妄想タイムなど効果的。実家での日常生活もリアル。
2014年10月5日 白泉社 ドキッとする恋人交換題材の「こうかん法則」ら3シリーズ作収録の新作は可愛い恋愛中心に時間軸も巧みに使って成功。特に幼稚園から中年まで9話で描いた「道草っぷり」のるう&ヨシタカの大胆な時の流れが圧倒的。
2014年12月17日19:30 KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ ドイツで初演迎えた新作はコンビニ題材にデフォルメされた振り付けとシニカルな笑いで大成功。店員目線ふんだんに多面的に捉えて現代日本も象徴。アイス新作を紹介する気弱な店員演じた川崎麻里子の動きが…
2013年10月25日 文藝春秋 懐かしいカセットテープ並べた表紙のまま曲名をタイトルにした12篇の短編集は玉石混交。残酷悪趣味な作風残るも震災後の汚染地域での犯罪組織の裏切り合戦が見事。多摩川で暮らすホームレスのシビアな世界も強烈。
2014年12月8日14:00 アトリエヘリコプター カバンにいれたままで本を売ろうとする女子の物語は持ち味十分で会心。575にこだわらない恋の句面白くパイナップルの輪切りも効果的。野外公園と同じテント書店な舞台美術も見事。最後に名児耶ゆり歌も聴け最高。
2014年12月7日21:00 テレビ朝日 松本清張悪女の条件シリーズ2夜目は堀北真希をヒロインに人気作を舞台を現代に移し復活。北九州という設定にしびれ、椎名桔平演じた人気弁護士に復讐する堀北の悪女っぷり強烈でキャバ嬢になってからの妖艶さ迫力。
2014年12月7日15:00 ザ・スズナリ 業界幹部宅での一夜のパーティ描き秀逸。石橋&平岩バトル迫力でセクハラ後のダンス秀逸。病弱男で岡部たかしの好演楽しい。トヨタさんの扱いよく贅沢な内定に悩む息子アクセント。ラストのホモシーン新鮮で笑えた。
2011年7月-14年8月初版 秋田書店 大評判となった1冊目から5巻まで続いたノンフィクション漫画が完結。当時のアシスタントや編集者など手塚治虫と親しかった人たちへの取材をそのまま漫画にする手法新鮮。迫力の表情で強烈エピソード連発し大成功。
2014年11月24日14:00 こまばアゴラ劇場 大学サークル仲間の送別旅行は純で緩い恋愛が逆にリアル。内定蹴り北海道に帰る女子演じた黒木絵美花素敵で後輩との関係よし。モラトリアム男子と微妙な関係演じた小滝万梨子出色。スナックで墨井鯨子は強烈メイク。
2014年11月9日14:00 紀伊国屋ホール 内田慈客演で苦手の劇団再見も驚異的な失敗作で残念。戦中舞台に不快な世界観で造形も緩く、得意の大胆な場面転換もなく空振り。戦場から帰還し議員になった男も微妙。残忍な強姦→殺害シーンもかなり問題で最低。
2014年11月7日19:30 こまばアゴラ劇場 エロサワな代表作三演はキャスター2人が過去で交錯する狭い世界描くご都合主義で若さ目立つ粗い内容。アルファベット順に外国人と交わる妹の明子を谷田部美咲が好演。懐かしい10円積んでの公衆電話シーン効果的。
2014年8月1日ー11月3日 新港ピア 倉庫のような巨大空間の第二会場の目玉は何といっても大竹伸朗「網膜屋/記憶濾過小屋」。窓から覗き見る作りこんだ世界観に興奮。やなぎみわの移動舞台車の巨大さも嬉しい。全体にストイックな映像作品多めの印象。
2014年11月2日 池袋西口公園 風呂敷を敷き詰め野外フリーイベント実現し最高。幼児参加可でキノコは充実の20分。あまちゃんバンド登場の盆踊りで抱っこ紐姿の篠崎加わったキノコ再登場。提灯きれいに「地元に帰ろう」などブラスも効いて感涙。
2014年10月28日19:30 3331 Arts Chiyoda 美術館で働いた体験元に佐々木幸子中心に飛ばし気味に幕開け豪華布陣生きて傑作の仕上がり。一人チェルや村上春樹「1Q84」モチーフの菊池青豆など充実。白眉は終盤の宮部純子ら全員で自己紹介ラップパート圧巻。
2014年10月26日16:00 新宿シアターブラッツ 意外な劇場での新作は小関&岸演ずる2人の若い娘登場のメルヘンチック退屈に展開も舞台裏見せる中盤から女優に近づきたい男優たちの仁義なき戦いに転換。女優が使ったストロー狙うなど男子喜ぶエロ変態ネタに笑う…
2014年7月30日初版 文藝春秋 芥川賞受賞作は世田谷の住宅地にあるアパート舞台に隣の庭を覗き見る女性との交流を描き好感。写真集「春の庭」モデルの庭に潜入する展開よく、空き家目立つ住宅地観察も新鮮。居酒屋で飲む蛸と鳥の唐揚げ美味そう。
2014年10月19日14:00 本多劇場 待望の新作はブラックの極みな会社屋上舞台にシニカルな笑い満載。みのすけ、犬山に大倉&三宅らナイロン豪華役者陣が詐欺まがいのアコギ商売展開する企業首脳演じ不気味。カタルシスゼロなバッドな結末で後味悪し。
2014年8月1日ー11月3日 横浜美術館 森村泰昌をトップに抱いたヨコトリ14年版は保守的といえる古典的現代アート目立った印象。会場入り口に設置のマイケル・ランディのゴミ箱「アートビン」魅力的でゴミが増える展開も楽しい。釜ヶ崎芸術大学も異色。
2014年10月15日19:00 ザ・スズナリ 2年半ぶりの新作は劇団員追加して倉持裕の持ち味発揮の秀作。足のサイズが左右違う同級生ヒロイン2人を新人の金澤美穂&愛名ミラが好演。過去と現在が往来する展開で刑事と母親2役演じた山田真歩が抜群の存在感。
2013年11月14日初版 講談社 簿外債務の存在を知らされずに会社破綻に直面した「場末」の社員中心の調査委員会の奮闘描いて納得の講談社ノンフィクション賞受賞。山一で働いた人たちの日常や生活も浮き彫りにし感動。元巨人軍の清武復活の一撃。
2014年10月10日19:30 世田谷パブリックシアター 素舞台で歩行から始まる展開は一列に並んでのダンスなど見せ場満載。ハッピ着て「セイヤー」な和テイスト格好よくナンセンスな魅力炸裂。クリウィムの女性ダンサー揃い宮下今日子も起用で充実の11人編成が嬉し…
2014年10月5日14:00 東京芸術劇場プレイハウス 野田遊眠社時代の代表作に藤田が挑戦も舞台に複数クルマ置き運動力抜群のマームな躍動感は抑制。アート志向も映像使った場面説明が意外感。当たり屋の専門学校よく山内健司の起用が新鮮。松重豊機能だが全体窮…
2013年12月20日初版 新潮社 原題「Dogfight」は衝撃のインサイドドキュメント。いまは去った数多くの内部関係者のコメントで再現されたiphone誕生からアンドロイドとの抗争。社内の激しい権力闘争含め生々しさ抜群で興奮の展開。
2014年3月31日ー9月27日 NHK総合 「赤毛のアン」翻訳家の村岡花子の半生を描くドラマは、ヒロイン演じた吉高由里子楽しいが、女学校時代からの腹心の友、白蓮の存在が強烈なインパクト。仲間由紀恵も複雑な役柄しっかりも相手の龍一の造形は酷すぎ。
2014年7月19日ー9月28日 世田谷文学館 星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博ら大御所の初版本や原稿、原画を多数集め展示し充実。イラストなど昭和なレトロ感も楽しく、時代背景もしっかり感じられSFがどう根付いたかも俯瞰でき意義深い企画。
2014年9月26日19:00 東京芸術劇場シアターウエスト 近未来コメディの新作は夫婦関係、親子関係の未来系示し大成功。学者の夫に離婚届に判を押すよう頼む妻役で町田マリーが大ヒット。再婚しようとしている勤め先のスーパーの店長の金子岳憲の怪しいダメ男ぶ…
2014年5月20日初版 新潮新書 日経記者による歴代経団連会長と候補者の70年史は石坂泰三や土光敏夫などの大物財界人の活躍面白く、時代背景や最新動向も簡潔にまとめ興味深い。ただ原発推進した東電出身会長をほぼ無批判で肯定する点は微妙か。
2014年9月22日19:00 ザ・スズナリ 建設作業員たちの無駄だらけで空回りの1日描いて圧巻。冒頭の昼食シーンからリアリティ抜群に笑い満載。冷蔵庫巡り侠気見せるも情けなさ露呈な展開に泣き。黒沢あす演じる元妻に対する役者・赤堀雅秋の態度が出色。
2014年9月21日13:30 パルテノン多摩 遅れて始まった大通りでのワワフラは果実の被り物でキッズのハート掴み聞き取りにくいセリフにも笑い起き成功。大階段ステージのキノコは意外な炎天下きつい。広すぎるステージも悩ましいがしっかり場内沸かし流石。