2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

花子とアン

TV

2014年3月31日ー9月27日 NHK総合 「赤毛のアン」翻訳家の村岡花子の半生を描くドラマは、ヒロイン演じた吉高由里子楽しいが、女学校時代からの腹心の友、白蓮の存在が強烈なインパクト。仲間由紀恵も複雑な役柄しっかりも相手の龍一の造形は酷すぎ。

日本SF展・SFの国

ART

2014年7月19日ー9月28日 世田谷文学館 星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博ら大御所の初版本や原稿、原画を多数集め展示し充実。イラストなど昭和なレトロ感も楽しく、時代背景もしっかり感じられSFがどう根付いたかも俯瞰でき意義深い企画。

サンプル / ファーム 

2014年9月26日19:00 東京芸術劇場シアターウエスト 近未来コメディの新作は夫婦関係、親子関係の未来系示し大成功。学者の夫に離婚届に判を押すよう頼む妻役で町田マリーが大ヒット。再婚しようとしている勤め先のスーパーの店長の金子岳憲の怪しいダメ男ぶ…

安西巧 / 経団連 落日の財界総本山

2014年5月20日初版 新潮新書 日経記者による歴代経団連会長と候補者の70年史は石坂泰三や土光敏夫などの大物財界人の活躍面白く、時代背景や最新動向も簡潔にまとめ興味深い。ただ原発推進した東電出身会長をほぼ無批判で肯定する点は微妙か。

THE SHAMPOO HAT / 風の吹く夢

2014年9月22日19:00 ザ・スズナリ 建設作業員たちの無駄だらけで空回りの1日描いて圧巻。冒頭の昼食シーンからリアリティ抜群に笑い満載。冷蔵庫巡り侠気見せるも情けなさ露呈な展開に泣き。黒沢あす演じる元妻に対する役者・赤堀雅秋の態度が出色。

ワワフラミンゴ、珍しいキノコ舞踊団、他 / 多摩1キロフェス2014 

2014年9月21日13:30 パルテノン多摩 遅れて始まった大通りでのワワフラは果実の被り物でキッズのハート掴み聞き取りにくいセリフにも笑い起き成功。大階段ステージのキノコは意外な炎天下きつい。広すぎるステージも悩ましいがしっかり場内沸かし流石。

水素74% / コンタクト 

2014年9月19日19:30 アトリエ春風舎 父と母の出会う場面求めて未来から来た男の前で展開の情けなさ抜群のナンパ描写が最高。ラウンドワン前で時間浪費する冴えない2人組よく、先輩役の用松亮のダメ男っぷり見事。母役の鄭亜美の隙だらけの危うさ秀逸。

あひるなんちゃら / 蕎麦屋の兄妹<女友達版> 

2014年9月14日15:00 三鷹市芸術文化センター 星のホール 不満を言いながら毎日蕎麦を食べ続ける兄妹を軸に得意の駄弁劇が展開。余るほどの蕎麦を食べに集まるサークル仲間や昼休みにバレーボールする職場の同僚が集って楽しく展開。愉快な宝探し仲間で生見司…

うさぎストライプと木皮成 / デジタル 

2014年9月11日19:30 こまばアゴラ劇場 振付家の木皮成とのコラボ企画は、人間ピタゴラ装置なアプローチで見せる義肢装具士たちのドラマ。主人公・亀山の恋人や元妻に青年団の菊池、小瀧、李ら配し、しっかり機能。ムリ目の演出でもダンス場面がよく奏功。

劇団どぐんご / OUF! 

2014年9月10日19:30 井の頭公園西園特設“犬小屋”テント劇場 全国ツアー東京公演は芸達者な7人揃いSFな作品集。ピンでも世界観つくる役者魂に感服。ポップな膨大な数の幕含め格好よさ抜群で五月うか輝く。楽しい電話場面など独特のフローで沸かせたちゃあく…

クロムモリブデン / こわくないこわくない  

2014年9月1日19:30 赤坂RED/THEATER 森下亮&奥田ワレタ不在もありいつもと違う世界観展開。育児放棄、児童ポルノなどモチーフをがっつり入れ込み圧倒。大人になれば殺処分という残酷な世界でも場面展開鮮やかにテンポよく随所に入れたダンスが効果的。