團菊祭 昼の部

2006年5月7日11:00 歌舞伎座
当代團菊がその名跡に相応しい江戸歌舞伎の真髄を存分に披露。團十郎外郎売りは病後を感じさせない鮮やかな口跡。菊五郎の権三は軽やかさと同時に、勘三郎には出せない凛とした江戸前芸。脇に徹した三津五郎も秀逸。(飯野形而)