黒色綺譚カナリア派 / 繭文〜放蕩ノ吊ラレ作家〜

2006年2月10日14:00 ザムザ阿佐ヶ谷
大正期的な懐古調の舞台は圧巻の美術筆頭にしっかり。前半もたつき眠気爆発の時間浪費は残念だが、7人兄弟の居所が逆転する終盤は見事。演出力に課題残るが次女が育ててきた雛壇の上の家族を残酷に壊す展開は秀逸。(やま)