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時々自動 / music no music

2005年9月8日20:00 シアタートラム 02年の「Lightology」失敗がウソのような見事な音楽と非音楽によるバラエティショー。客席と舞台を取り払いオールスタンディングの観客の周囲を公募パフォーマー含めた参加者が30超の小作品を次々披露し至福の空間演出。(やま)

THE・ガジラ / 死の棘

2005年6月24日19:30 シアタートラム 島尾敏雄の傑作小説の舞台化は高橋恵子と松本きょうじ2人芝居に3人のトシオが語り役務め意欲的な構成。水を張ったステージに円形舞台設け抽象化。高橋の狂気のなかで夫への気遣い見せ水を飲ませるシーンは名場面。(やま)

井手茂太 / SePT独舞vol.13イデソロ

2005年5月29日14:30 シアタートラム イデビアンクルー色強くバックダンサー用意しエンタメ努力周到に楽しく笑える魅力的なダンス展開。畳のステージに桟敷席設け三方囲み、スーツ姿から柔道着、炊飯器片手に女装も。焼き芋やベルばらまで振り付け充実。(やま)

まつもと市民芸術館 / いとこ同志

2005年5月19日19:00 シアタートラム 作・演出に坂手洋二迎え渡辺美佐子&串田和美のいとこ同士カップルの35年間。夜行列車を舞台に選び4人芝居。3組皆がいとこ同士で話混線気味も逃走中の活動家だった佐藤アツヒロが宮本裕子と出会う70年場面は秀逸。(やま)

砂連尾理+寺田みさこ / loves me, or loves me not

2005年2月12日15:00 シアタートラム 男女2人で砂の道をベタなBGM使いコンテンポラリー。全体的にまずまずだが、スチャダラパー「Yes/No」イントロ繰り返した掃除機とクイックルワイパーのパートが最高。アフタートークでチェルフィッチュの岡田利規。(やま)

遊園地再生事業団+ニブロール / トーキョー/不在/ハムレット

2005年1月19日19:30 シアタートラム 1年かけ完成の舞台はハムレット下敷きに北川辺サーガ。ニブロール加わりダンス&映像に磨きかけるが、秋人不在で膨大な情報量もさばききれず難解。傍流の島村家の話鮮明も肝心の隠れキリシタンの松田家が霞み残念。(やま)

MONO / 相対的浮世絵

2004年12月25日14:00 シアタートラム 待望の土田帰国第一作は、おとなしい内容。学生時代に見殺しにしてしまった友と弟の亡霊と再会した主人公と、その仲間の話で、上手くまとめすぎて物足りなさも。劇団のメンバーも減り、MONOの本格復活はもう少し先か。(やま)

永井愛×アントワーヌ・コーベ / 見よ、飛行機の高く飛べるを

2004年11月21日14:00 シアタートラム 永井が祖母の学生時代を描いた作品を仏演出家が斬新性持ち込み見事。若手女優集い1911年の女子師範学生現出。人気者の「国宝」祖母を井川遥演じ飛行機の暗喩は市川房枝。青鞜、蒲団、大逆事件並べ最高の満足度。(やま)

ニブロール / notes

2004年8月22日13:30 シアタートラム ファッションショーに演劇・ダンス公演と展開したnotes最終公演は矢内原美邦やりたいこと詰め込んだ格好。高橋啓裕の革新映像の前でダンス繰り広げ、海外好評作の凱旋はややクール過ぎも。今後は面白さが課題か。(やまガブリエル)

水と油 / スケジュール

2004年6月24日19:30 三軒茶屋シアタートラム パントマイムで新境地築く彼らの代表作が再演。シークエンスをテンポよく展開。タイプライターを打つのを邪魔する見えない影が印象的。台詞ゼロで動きだけで笑わせ魅せた。立ち見出る盛況のなか観客満足度も高めの模様。(やまガブリエル)

枇杷系 / 愛情十八番

2004年6月13日16:00 三軒茶屋シアタートラム 楽日で立ち見。ダンスよりはパフォーマンス。歌舞伎などBGMに使い、芯に毒、葉に治癒力を持つ枇杷のイメージ。構成・演出の山田せつ子ワールド展開。前衛狙いだろうが、それにしては物足りなさも。難しい方向性。(やまガブリエル)

reset-N / 裸のランチ

2004年4月18日 三軒茶屋シアタートラム クラブ風の舞台つくりW.バロウズ作の舞台化。これまで狙いが伝わりづらいイメージのあった彼らだが、今回は指向とぴったりあった感じで、これは成功。紅一点となった町田カナの魅力が爆発。(やまガブリエル)