2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ローザス / ビッチェズ・ブリュー、タコマ・ナロウズ

2005年4月6日 びわ湖ホール 現音路線からエレクトリック・マイルスへの果敢な挑戦も、インプロとフィクスのバランス悪く、イゴール・シシコ以外のソロ・インプロにも説得力欠く。ダンサー兼DJも音途切れ機能不全。終演後の池田、社本トークも歯切れ悪。(飯野…

 今一生 / ゲストハウスに住もう!−TOKYO非定住生活

2004年12月30日初版 晶文社 新しい住居形式として東京で増え続けるゲストハウスを詳細に解説。座談会で主要業者も登場させ入居推薦。出入り簡単で入居者間交流多く外国人もいるリビングは小劇場の舞台そのまま。住まずとも一目見たくなる一冊。(やま)

十八代目中村勘三郎襲名披露四月大歌舞伎

2005年4月3日16:40 歌舞伎座 勘三郎、玉三郎による籠釣瓶は出色。朴訥な田舎商人から紀文以来の大尽へ、そして満座で傾城に振られた恥辱と鬼気迫る刃傷までを鮮やかに演じる勘三郎、そして傾城の名に相応しくひたすら妖艶で華麗な玉三郎に圧巻。(飯野形而)

 エビス堂大交響楽団 / カラクリ少女

2005年4月3日14:00 中野ザ・ポケット 中世ヨーロッパ的世界舞台にダークファンタジーへの取り組みは大きな物語の筋立てきっちり仕上げて一定の力量。盲目の少女が王女となり人格が変わり惨酷な処刑を続けるヒロインに魅力感じるが全体の陳腐さは拭えず。(や…

十八代目中村勘三郎襲名披露四月大歌舞伎

2005年4月3日11:00 歌舞伎座 一年ぶりに歌舞伎座登場の成田屋二代に中村屋が食われる。源太勘当では、源太の勘太郎よりも平次の海老蔵が圧倒的な存在感を示し、娘道成寺では勘三郎の凡庸な白拍子を、團十郎の鷹揚な押し戻しが見事に締める。(飯野形而)

キック・ザ・カンクロー 池袋シネマ・サンシャイン公開生放送

2005年4月3日23:30 ニッポン放送 弥次喜多公開イヴェントとして小池栄子、中村七之助をゲストに迎え映画館からの公開生放送。良々しか頭に残らないとの小池発言に得心。客席には勘三郎も鎮座し、上映後には七之助が客席から礼儀正しく挨拶。(飯野形而)

真夜中の弥次さん喜多さん

2005年4月2日公開 アスミック・エース 監:宮藤官九郎、演:長瀬智也、中村七之助他 20年に1本の傑作カルト・サイケ・ムービー。初監督ながら、ホモ、ドラッグ、現実と幻想、生死の狭間という難しい素材を、豪華出演陣も程よく活かしつつ巧みにまとめた手腕…

辻希美・加護亜依 / ふしぎ少女探偵 キャラ&メル

2005年4月2日17:30 サンシャイン劇場 W初の単独ミュージカルは、クイズ、奇術交え家族向けの堅実アイテムと、必然性なきメイド服等のヲタ向け萌えアイテムとがバランス良く混在。朝から3公演目で、のの意味無く笑い止らず、壊れる。(飯野形而)