2011-04-02から1日間の記事一覧

町田康 / 人間小唄

2010年10月18日初版 講談社 書き下ろし長編は短歌で始まるパンク純文学が炸裂。小説家・糺田両奴に対する怪人・傍安と謎の女・未無の拷問が凶暴な妄想世界展開。課題の短歌、ラーメン屋、暗殺は、秋元康モデルの猿本登場で爆走クライマックス。

赤星マサノリ×坂口修一二人芝居 / 男亡者の泣きぬるところ

2011年4月2日14:00 こまばアゴラ劇場 化石オートバイの山浦徹起用が大正解。ごまのはゑとの相性もよく、複数役演ずる展開もスピード感抜群。故障エレベータで再会する両極端な男の半生、同じ女性への想い描き、プロレスなど終盤の脱線も心地よく大成功。