2018-06-08から1日間の記事一覧

前田司郎 / 愛が挟み撃ち

2018年1月25日初版 文藝春秋 久しぶり芥川賞候補作は不妊に悩む夫婦の突飛な解決策が三角関係もあり違和感抜群も最近の荒れ気味な作風から一変、文章のきめ細かさに感嘆。俊介の打算的心理面白く、才能あっても伸び悩む水口との交流も興味深い。

日本のラジオ / ツヤマジケン

2018年6月8日20:00 こまばアゴラ劇場 女子校演劇部の夏合宿描く好評作再演は「津山三十人殺し」を巧みに使い「さわやかな惨劇」が奏功。十代の危うさ、対立し上下関係もある微妙な人間関係、行方不明の1年生、始まらない稽古と宙ぶらりんな時間に興奮。