ART
2009年7月18日−9月23日 東京都写真美術館 3階展示室 美術館所蔵展は荒木経惟、森山大道、内藤正敏、秋山亮二らの70〜80年頃のモノクロ作品のみ集めた渋い企画。特に辺境の地を写したエキゾチックで土着的な写真ばかりでポップさ皆無。作品の並べ方も堅苦しく…
2009年5月23日-6月20日 東京都現代美術館 1階に光=視覚、地階に音=聴覚コーナー設けた本格個展は巨大スクリーンでのモノトーンのデジタル映像作品が来場者を魅了。複数映像を同時に眺める暗闇空間で座り込む者多数。バチバチ、ピーピーの電子音にも興奮。
2008年9月13日-11月30日 新港ピア、日本郵船海岸通倉庫、横浜赤レンガ倉庫1号館、他 横トリ3弾は、7会場で自由な遊び心満点にイベントも多数用意し充実。Pレイエスの左翼の巨人活躍の人形劇最高。フィッシュリ&ヴァイスの着ぐるみ空中遊泳も楽しいが、Rグ…
2008年9月6日-10月13日 京都国際マンガミュージアム2階メインギャラリー 米国や欧州、アジアなど世界各国のマンガ事情が充実資料で紹介され意義深い展示。膨大な「スーパーマン」コレクションなどアメコミ特性もクリア。欧州の絵本的なバンド・デシネの高価…
2008年9月13日-10月13日 京都芸術センター 注目の2人展は会場内の北と南で展開。ともに映像と音響を組み合わせた作品空間は、境界あいまいに揺れるような動きの中、メディアテクノロジー用いた表現が新鮮。テーブル上に置かれた物たちが儚くもチャーミング。
2008年8月23日-10月13日 東京都写真美術館 動き使える特性生かした作品揃え興味深い展示。70年代のBヴィオラ「プールの反映」が見事で到達度に感嘆。お洒落なオピー作品もお洒落で部分的動きにセンス。イーノのスローモーションと音楽の融合も味わい深い。
2008年4月26日―7月21日 東京藝術大学大学美術館 デッサウ時代(1925〜1932年)に注目した興味深い展示最終日は入場制限する大入り。絵画、建築、ダンスなどの膨大な資料紹介して意義深い。建築家のグロピウス校長設計による校舎や校長室も再現。パウル・クレ…
2008年4月19日―6月15日 世田谷美術館 アート界の現役巨人キャリアを7章、700点がそろう一大冒険絵巻に圧倒。ここ20年の三叉路など近作には限界感も、初公開の60〜70年代グラフィック、「話の特集」「平凡パンチ」など雑誌向け版下展示が圧巻。
2007年11月17日〜2008年2月11日 原美術館 スイス人女性作家リストによる日本初個展は映像ふんだんに使った挑戦的作品群で圧倒。笑顔の女性が警官の前で自動車の窓を割る「Ever is over all」に興奮。床に穴空け小モニターからリストの小さな叫び見せた作品も…
2007年12月15日―2008年2月17日 東京都写真美術館 「群像」と連携企画は作家とメディアアーティストとコラボで文学作品視覚化が奏功。三島由紀夫の演説コラージュで出迎え、活字を自由に動かし揺らし心地よいアート展開。舞城執筆風景も疑似体験。発想の自由…
2007年12月5日 http://www.im.tv/vlog/Personal/228115/3071389 一時の低迷期を抜け出し秋から絶好調の彼女が黒髪に戻した記念作は3分22秒の濃密な創作。髪の色が変わる過程でアトムに花輪くんに貞子にと次々化け飽きさせない芸人魂に感服。人気化でも継続の…
2007年9月15日-11月4日 ICCギャラリー 薄暗い空間に横たわる観客の姿に圧倒される天井水槽インスタレーションが心地よさ抜群。嬉しい鑑賞姿勢の提案。寝ころんで眺める坂本龍一の音と高谷史郎の映像のコラボ。絶え間ないゆらめき、波動にまどろみ、酔う。
2007年5月20日〜6月19日 上野の森美術館 共に脂乗り、勢いつくなかでの記念碑的展示。2人が自らセレクト、配置した70点の充実に感嘆。大量の水着女学生描く「滝の絵」など会田の変態的アートに対し山口晃の詳細な都市の浮世絵もキャッチーで競作効果発現。(…
2007年5月16日〜6月17日 エプソンイメージングギャラリー エプサイト 木村伊兵衛賞受賞の彼女の作品をインクジェットプリントで展示。男の子が被写体の初期からシリーズで構成し持ち味十分。子供の変な動き、コミカルな体勢の構図が35ミリのネガプリントに収…
2006年10月7日〜2007年1月8日 横浜美術館 テーマ面白いが内容伴わず物足りなさも。蜷川実花が一人がんばりサトエリや優香らの特大ポスターは秀逸。テーマとの関連性疑問だが西野正将のビデオインスタレーションも目立った。第2弾あれば池松江美、dodolookを…
2005年12月29日 http://www.im.tv/vlog/personal.asp?memid=228115&fid=34961 モントリオールの大学でデザイン専攻する彼女のセンスが出た労作は、谷村新司作の松浦亜弥「風信子」バックに初期コラージュ作品のスライドショー。アイデア満載のモチーフもワン…
2005年12月27日 http://www.im.tv/vlog/personal.asp?memid=228115&fid=33780 22歳の誕生日にジャニヲタぶり全開で錦戸亮コール。関ジャニ∞「好きやねん、大阪。」を踊るが、細かいカット繋ぎ合わせた意外に労作の1分17秒。顔の表情も豊かに楽しい一面出た作…
2006年3月11日 http://www.im.tv/vlog/personal.asp?memid=228115&fid=174934 YouTubeで注目集めた天才的自撮アーティストdodolookのI’m VLOG日本版進出作はチャーミングな我流カンフーで春の季節の流行病予防。デジカメの映像機能を巧みに駆使し構成・編集…
2006年6月3日-8月27日 原美術館 展示最終日は長蛇の列も閉館時間を延ばし対応。新作は壁3面使った映像インスタレーション「公衆便女」最高で落書き=BBSなどネットとの類似性も提示。「真夜中の海」はクールな世界で新境地。過去人気作も充実。(やま)
2006年4月26日〜5月10日 ラフォーレミュージアム原宿 飯嶋久美子、伊賀大介、岡本純子、スズキタカユキ、奥原しんこ、辛酸なめ子ら集結の異種コラボはともに高い感性が組み驚くほどセンスいい試みが8部屋で展開され成功。全体ガーリーな雰囲気、映像使用法も…
2006年4月9日〜6月18日 東京オペラシティ アートギャラリー 一作曲家の回顧展越えその深い関心領域を多層的多面的に展示。初期の湯浅譲二らと活動した実験工房の資料展示が興味深く当時作成の映像やポスターも。ミロやジャスパージョーンズ、ケージらの展示…
2006年3月3日−4月8日 SCAI THE BATHHOUSE 谷中の銭湯再びで3次元にこわれやすいフォルムが登場。奥の部屋で3点展示は宇宙の星雲の如く、近くで見るとデジタル感、遠くからだと綿的に暖かみ感じ異なる印象。水槽に埋めた数字に数秒ごと泡の出る作品も綺麗。(…
2006年3月24日−4月3日 ラフォーレミュージアム原宿 イーノ自身初となるPCアプリケーション作品「77 MILLION Paintings」素材に抜群の効果を発揮。じわり変化していく抽象絵画がアンビエントな音響と組み合わされ陶酔。大小多様サイズ用意し複数の部屋で異な…
2006年2月4日−4月9日 世田谷文学館 48年の創刊以来30年にわたる圧倒的な編集力見せつける展示。花森自ら描いた表紙の数々。当時の割り付け、自社作成の新聞広告など手づくり感抜群。志賀直哉、武者小路実篤ら生原稿も並べ当時の執筆陣の豪華さに驚く。(やま…
2005年9月28日-12月18日 横浜山下埠頭3号・4号上屋 愛知万博の100倍面白いイベントは動員も見事で15万人突破。磯崎新降板で急造川俣正体制が機能。倉庫活かし場所よく奈良美智+grafもいいが無名アーティストもマッチし豪華面子揃った01年版を上回る出来。(…
2005年11月4日-26日 ギンザ・グラフィック・ギャラリー 祖父江慎と彼の率いるコズフィッシュの15年間の軌跡をコラージュ映像など交え展示。話題呼んだ吉田戦車「伝染るんです。」の指示ゲラや、しりあがり寿の弥次喜多シリーズの印刷前のやり取りまで披露し本…
2005年10月1日-11月23日 大阪歴史博物館 歌右衛門、吉三郎の二大名優の拮抗により江戸よりも熱狂した芝居ヲタ・贔屓連が創出した上方の芝居芸術・出版文化は、同人誌やマッシュ・アップに通底するヲタ妄想の架空競演芝居絵まで生み出す普遍的なヲタ気質を提示。…
2005年11月4日〜26日 ZEIT-FOTO SALON 待望の新作展示は昨年中国で撮影したもの並べ、ほとんどが上海。急速な発展遂げる町だけに工事中の建物も多く写され作風にマッチ。珍しく作品はすべてフレームに入れ展示。もちろん全作モノクロで黒い写真が圧倒的。(…
2005年10月1日〜11月13日 東京都写真美術館 人気3組のインスタレーションに各種イベント組み合わせ画期的展示が実現。気合い十分のコンドルズに、ニブロールはスタイリッシュに分業体制の強みみせ、理想の稽古部屋でガーリィ路線全開させたのは珍しいキノコ…
2005年7月13日〜8月13日 ミヅマアートギャラリー 変化球だらけの主婦ワールドが炸裂。食パン何枚も貼りあわせた巨大な花「パンフラワー」、普通の主婦が突如傘をもって団地や町中を踊りだす奇怪な行動を描いたビデオ作品「Singin’n in the pain」など注目の…