2005-12-21 本谷有希子 / 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ PRINT 2005年6月30日初版 講談社 代表作小説化は三島賞候補も納得の面白さ。ど田舎に暮らす和合家の過激で生々しいドラマをドライに描き、舞台とは異なるテイスト。上演時あった笑い省き、兄、姉、妹、嫁の動きを章分けて巧みに語り異才ぶりに感嘆。(やま)