阿部和重 / プラスティックソウル

2006年3月10日初版 講談社
99〜00年「批評空間」連載の幻の連載小説は、アシダイチロウら作家の卵4人による共同創作企画を軸にドラッグ山盛りで妄想の嵐。話者の転換激しく物語がぐるぐる回る実験性に酔うも、世紀末の東京舞台に面白さ抜群。(やま)