本谷有希子 / 遭難、

2007年5月16日初版 講談社
初の戯曲単行本化は鶴屋南北戯曲賞受賞作。職員室舞台に自殺未遂生徒の母親による制裁、責任回避し巧みに立ち回る教師・里見の悪行をコミカルに描く前半見事。トラウマ依存性見せる展開面白いが後半詰め込み過剰感。(やま)