2012-02-12 本谷有希子 / ぬるい毒 PRINT 2011年6月30日初版 新潮社 演劇公演の不冴えそのままに小説でも失敗。実家で暮らすヒロインに騙す男が電話してくる冒頭面白く、1年が軽く過ぎる展開も奏功だが、実家での同居生活も膨らみ弱く終盤ダレダレ感。野間文芸新人賞は実績賞の印象。