2012-11-11 綿矢りさ / ひらいて PRINT 2012年7月30日初版 新潮社 自分本位な恋に暴走するヒロイン愛の大胆行動に感嘆。好きな男の彼女=美雪に接近し関係する様は興奮も、夕暮れ教室での告白場面は粗く残念。「サロメ」引用など新境地。美雪の孤立など学校社会の空気感描写が秀逸。