村上春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

2013年4月15日初版 文藝春秋
鉄道会社に勤める男の過去に色彩持つ4人の仲間から受けた残酷な仕打ちの真相と救済描き流石の小説力。故郷の名古屋離れ東京で暮らす30代独身男の地道な日常描写丁寧で心地いい。仲間と邂逅する展開も味わい抜群。