村田沙耶香 / コンビニ人間

2016年7月30日初版 文藝春秋
芥川賞受賞作は30過ぎてコンビニバイト続ける独身女性の社会生活の困難さ描き出色。社会常識の煩雑さを読みやすく表現し脱帽。細かい部分まで気がつく仕事ぶりの詳細を描いた点も勝因。ダメ男の投入も抜群の効果。