2018年3月-19年6月初版 KADOKAWA BEAM COMIX
現代文学界モチーフの異色作が全3巻で完結。警備の仕事の傍ら執筆活動続ける様はリアルだが日常はもちろん展開も地味すぎ。主人公の書く小説も魅力薄めで一段掘り下げ欲しい。滝口悠生との特別対談よし。
2019年6月30日初版 朝日新聞出版
近所に住む「むらさきのスカートの女」と、彼女を追いかける「わたし」2人の狂気描き一気読み必至の傑作。ホテル清掃の職場の人間関係など詳細も面白く圧巻。終盤「わたし」の存在明らかになる展開も不気味で見事。
2019年6月19日19:30 こまばアゴラ劇場
ヌトミック系ユニット新作はポテンシャル感じるも陳腐な台詞や動きも多く退屈至極で大失敗。ステージに横たわる動きやラスト中心に照明の使い方や近藤千紘ら足振り上げての発声などに新味あり、成熟後に再見したい。