川上未映子 / 愛の夢とか

2013年3月29日初版 講談社
7小説集めた短編集は様々な試み見せながら完成度高め。特に群像と新潮掲載2作が秀逸で、愛する庭を奪われた老女の切ない暴走描くお花畑自身の結末に驚愕。死してなお部屋に残り夫の姿を追う十三月怪談の終盤白眉。