2010-10-31から1日間の記事一覧

シェル・シルヴァスタイン、訳・村上春樹 / おおきな木

2010年9月10日初版 あすなろ書房 1964年の発表以来ロングセラー続ける定番絵本を村上春樹が翻訳し復活。少年のために朽ちるまで尽くす木の姿は、母性の象徴、果てしないやさしさと癒し、苦い味わいも盛り込んで感動。充実感ある訳者あとがきも嬉しい。

今日マチ子 / 100番めの羊

2009年11月6日初版 廣済堂出版 孤児で修道院で育てられた女子高生なおみの青春をドラマや漫画の定番エピソード満載に直球で描き切って成功。憧れの年上男ハヤシは同棲する謎の女性いて不良性演出。後輩中学生マナは超金持ちでベタな設定も潔さ感。