2011-04-03から1日間の記事一覧

口ロロ / CD

2011年2月23日リリース commons いとうせいこう参加のユニット最新作はゲスト豊富も寒さギリギリの実験性。素直なポップチューンがしっかり格好よく、歌もの絶好調。注目の内田慈参加「1234」は意外にラップで文句なしだが、次は内田の歌も聴きたい。

黒田硫黄 / あたらしい朝

2008年8月22日、2010年11月22日初版 講談社アフタヌKC 1930年代のドイツ描く意欲作は大金を拾う2人の運命が戦争で翻弄、作品自体も漂流。日本での日々が大半占め、日本人との交流にシフトも、ネーム低調。ただ、筆使った戦中の風景描写素晴らしく、得意のコ…

時間堂 / 廃墟

2011年4月3日14:00 シアターKASSAI 三好十郎作挑戦は戦後の焼け跡と現在が重なり感動。闇買い拒む大学教授の苦しい食生活鮮明。共産主義者の長男と不良な次男らとの議論迫力。百花亜希のせい子もいいが、高島玲演じた火傷顔の娘・双葉の健気さに感涙。