上原善広 / 日本の路地を旅する

2009年12月15日初版 文藝春秋
中上健次が定義した「路地」を各地で調べ歩いた力作で大宅賞受賞も納得。膨大な資料と現状を深掘りする貴重で豊富な取材で圧倒的な情報量をコンパクトにまとめ受賞作でも近年にない水準。自らの家族のエピソードも切なく感動。